建築しない「中庭」こそが、住まいの中心にある
大川直治
建築家
建物自体は同じ広さでも広く感じられる、「広く住まう工夫のある家」をテーマにしています。風や光といった自然の取り入れ方を考え、平面だけではなく高さ方向の工夫により伸びやかな空間を実現していきます。また材料としては、長く住んでいくうちに味の出てくるような素材が好きで、多く使用しています。これらの素材は同時に、健康に優しく自然環境に配慮した素材であり、シックハウスとは無縁な建物となります。また、「長く住まい続けることができる住まい」がもう一つのテーマです。長く住まい続けるためには、変わっていく家族構成や生活スタイルにフレキシブルに対応できる間取りと設備の更新のしやすさが大切です。構造的に頑強であることは当然ですが、将来の間取りの変更時に邪魔にならないように、構造壁は外周に取るようにしています。また、建物に愛着が持てるように、一緒に創ることも長く住んでいくには大切なことと思いますので、設計の段階から色々な相談をしていきます。
プロフィール1979年、北海道大学大学院工学部建築工学科修士課程を修了。MIDI綜合設計研究所(代表 三上祐三)勤務ののち、1992年に、大川建築都市設計研究所を開設。現在に至る
2004年から、日本建築家協会(JIA)登録建築家。2006年、日本建築家協会 関東甲信越支部住宅部会 部会長。
日本建築家協会住宅部会にて年間30回以上の家づくりに関するセミナーを企画実施している。
























